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    2006.11.17 Friday

    『マンダレイ』

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        ネタバレ注意どんっ

       ラース・フォン・トリアー監督の「アメリカ三部作」の二作目。相変わらず建物は白線で引いてあるだけという、演劇舞台を思わせる斬新な視点で物語は進む。今作も人間のエゴを深くえぐり出した発言が多数。ハラハラドキドキしながら観てました。

       主人公グレースは高い志を掲げ、みんなの幸せを目指している聖者のような人物なんだけれど、力不足なのか自分勝手なのか、浅はかな考えによる行動が裏目に出たりして、周りの人々はどんどん不幸になっていく。そして最後にはその朽ちたコミュニティを見捨ててしまう。基本的には『ドッグヴィル』と似ている、、が前作程の衝撃は無かった。起承転結がすっかり同じだし、ギャングがバックにいるってことを知ってるから、最終的にはなんでもありになってしまうな、という安心感が物語をカテゴライズしてしまい、焦燥感は40%程カットされていた。それは残念だったけれど、今回も人間のエゴを曝け出してくれた本作に、僕は拍手を送りたい。

       ブライス・ダラス・ハワードだって悪くない。悪くはないんだけれど、前作のニコール・キッドマンにヘンな先入観があって、少しかまえて観てしまった。これは次回作では主人公のキャストが代わっちゃうっていう、『羊たちの沈黙』〜『ハンニバル』みたいな少し困ったキャスティング。だれだって「エェー!?」って混乱してしまいます。もし『ロード・オブ・ザ・リング』のフロドが毎回代わっていったら興ざめでしょ。まぁ「アメリカ三部作」も、完結編で誰が主人公グレースを演じるのかは正直どうでもいいけどね。最終的にグレースがどこに向かい、どう生きていくのかは非常に気になるけどね。

       奴隷制やら人種差別やら犯罪&銃社会、アメリカみたいに歴史の浅い国だって、たくさんの深い問題を抱えている。そのアメリカの歴史の切れ端を写した写真をバックに流れるエンディング・テーマは、『ドッグヴィル』と同じく、デヴィッド・ボウイの『ヤング・アメリカンズ』!!!!!これはもうサイコ-ラブラブ

          2005年
          139分
          ヒューマン
      監督 ラース・フォン・トリアー
      出演 ブライス・ダラス・ハワード
          イザック・ド・バンコレ
          ダニー・グローヴァー
          ウィレム・デフォー
          ジェレミー・デイヴィス
           
          評価★★★☆(3.5)

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